広州国際食品食材展示会で日本ブランドPR

(中国)

広州発

2018年07月06日

6月15~17日、広東省広州市で第7回広州国際食品食材展示会(Guangzhou International Food & Ingredient Fair、GIFMS)が開催された。ジェトロはジャパンバビリオンを設け、広東省での事業展開を支援した。

GIFMSは毎年開催される食品と食材の大型展示会で、中国国際貿易促進委員会(CCPIT)広州市委員会が主催する。7回目となる今回は、カナダ、日本、マレーシアなど14カ国・地域、および香港、マカオを含む中国各地から合わせて1,000社以上の企業が出展した。

ジャパンパビリオンには、広東省に進出している日系食品企業、大連、青島、上海で事業展開している日系食品企業計11社が出展し、広東省でのビジネス拡大、販路開拓などを目指し自社商品をアピールした。健康・安全に対する消費者の関心が高まっている中、越境電子商取引(EC)の普及もあり、日本ブランドへの認知度が高まっている。

展示会に参加した日系食品企業からは、「現地消費者獲得に向けて、ブランド力強化などの取り組みが課題。中国ではフランチャイズビジネスが急拡大しており、今後、フランチャイズビジネスについても真剣に検討していきたい」といった声が聞かれた。

写真 参加者でにぎわうジャパンパビリオンの様子(ジェトロ撮影)

(張文テイ)

(中国)

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