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日ロスタートアップ企業の交流イベント開催

(ロシア、日本)

モスクワ発

2018年06月11日

モスクワ郊外のスコルコボイノベーションセンターで5月31日と6月1日の2日間、ロシアCIS地域最大級のスタートアップ支援イベント「スコルコボ・スタートアップ・ビレッジ」が開催された。80カ国から1万5,000人、1,000社の投資会社、2,600社のスタートアップ企業の参加があった。

優れた技術革新性やビジネスモデルなどを競うコンク―ルには800社以上の応募があり、うち230件のプロジェクトについて発表が行われた。技術部門の最優秀賞としてゲマコルラブスによる革新的血液凝固因子障害診断「トロンボディナミカ」が選ばれ、500万ルーブル(約900万円、1ルーブル=約1.8円)の賞金を獲得した。

自社のプロジェクトや試作品をPRする「スタートアップバザール」には200社以上が展示。ロボット法律家、ハイテク義肢、データ分析・遠隔医療相談サービスなどのユニークな技術・サービスの紹介があったほか、韓国およびバングラデシュの企業も数社参加した。

交流や協力協定など28件の合意

そのほか、スタートアップビレッジの枠内で、スコルコボ基金とアルゼンチン科学技術生産イノベーション省との科学・新技術交流に関する協定や、スコルコボ科学技術研究所(スコルテック)とオランダ・フィリップスとの協力協定など、総額35億ルーブル規模の28件の合意書が締結された。

日ロ相互交流年の今回は「ジャパン・ロシア・テックマッチ2018」が開催された(主催:在ロシア日本大使館、協賛:独立非営利法人「貿易経済交流発展のための日本センター」)。東京エレクトロン、NEC、富士通、三菱電機、横河電機、住友商事などのほか、日ロ双方のスタートアップ企業、スタートアップ支援企業・団体など24社・団体が発表を行った。

テックマッチでは、IoT(モノのインターネット)分野における日ロ間のスタートアップビジネス交流の、魅力と課題について議論が行われた。ロシア人エンジニアの技術レベルの高さ、両国市場の需要の大きさは魅力であり、日本のエンジニア不足対策としてのロシア人技術者の誘致などが協力可能性として挙げられた。その一方、課題としてコミュニケーション(言語よりも考え方・仕事の進め方の違い)、日本の保守的な企業文化(物事を進めるのに時間がかかること)などが指摘された。

写真 イベント会場内の様子(ジェトロ撮影)
写真 「ジャパン・ロシア・テックマッチ2018」でのラウンドテーブルの様子(ジェトロ撮影)

(齋藤寛)

(ロシア、日本)

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