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環境保護のためレジ袋の取り扱いを規制

(ルーマニア)

ブカレスト発

2018年05月01日

使い捨てプラスチック製レジ袋の禁止に関する法律(2018年87号)が2018年4月10日、官報で公示された。これは、廃棄物の取り扱いに関する法律(2015年249号)を改正するもので、レジ袋の利用削減に関しては、EUの包装および包装廃棄物に関する指令(欧州議会・理事会指令2015/720)に従い、加盟各国は国内法制化することが求められている。

違反事業者には罰金も

今回の法律では、非生分解性素材を利用した持ち手付きで厚さ50ミクロン未満の「軽量レジ袋」および15ミクロン未満の「超軽量レジ袋」を規制する。2018年7月1日以降は国内市場における事業者向けの販売が、2019年1月1日以降は消費者向けも含めた全ての販売が禁止される。持ち手のないレジ袋は対象外とされた。

また、50ミクロン以上の厚さのプラスチック袋については、再利用に対応する必要がある。当法律に違反した事業者には、1万5,000~2万5,000レイ(約43万5,000~72万5,000円、レイはレウの複数形、1レウ=約29円)の罰金が科せられる。

また、生分解性および堆肥化可能なプラスチック袋を販売する事業者には、その旨をプラスチック袋に表示することが義務化されたほか、事業者は消費者が再利用可能なプラスチック袋を返却した場合には、返金に応じる義務があるとしている。

レジ袋の年間消費量を欧州委へ報告予定

2018年5月27日以降、環境省が欧州委員会に対してプラスチック廃棄物管理に関する報告する際、レジ袋の年間消費量についても併せて報告する予定。

ルーマニアでは、環境省の環境保護に関する緊急法案(2005年195号)により、2009年1月1日から非再生資源で製造されるプラスチック袋の配布を有料化し、金額は1枚当たり10バニ(2010年7月以降、バニは通貨単位バンの複数形、1レウ=100バニ)。レジ袋の無料配布を禁止することで、再利用可能もしくは生分解性プラスチック袋の利用促進を図ったが、期待された効果は上がっていない。

(ミンドル・ユニアナ、水野桂輔)

(ルーマニア)

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