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トルコおよび中国製の食洗器にAD課税を決定

(アルゼンチン、中国、トルコ)

ブエノスアイレス発

2018年05月16日


工業生産省は4月20日、官報にて決議173/2018号を発表し、トルコおよび中国から輸入される食洗器〔メルコスール共通関税番号(NCM):8422.11.00〕に対するダンピングの実態を認定した。

2023年まで中国製は54%、トルコ製は33%の課税

今後5年間にわたり中国製品には54%、トルコ製品には33%のアンチダンピング(AD)課税措置の導入を決定した。

コルドバ州に拠点を置く食洗器製造会社が、トルコおよび中国製食洗器に対するダンピングの可能性を疑い、当局が2016年12月5日に調査を開始した。同社では2015年12月~2016年11月にかけて売り上げが23%減となり、大きな影響を受けていたという。なお、同社はアルゼンチン国内において「Drean」や「Aurora」といったブランド名で製品を供給している。

AD税賦課に関する仮決定は2017年8月10日に行われ、当局の調査後、2018年2月9日、工業生産省不公正貿易課(当時)から報告書が出された。

同報告書において中国製では108.09%、トルコ製では92.93%のダンピング・マージンの実在が指摘されると、国家貿易委員会(CNCE)が2018年3月27日付の記録(Acta de Directorio)第2058号で国内産業への損害を認め、2023年まで中国製製品に対し54%、トルコ製製品に対し33%のAD課税措置の導入を決定した。今回該当した輸入品は現地生産の製品よりも価格が9~59%低く、現地製造業者が試算したところ、3~62%の生産コストの差が認められたとされる。

両国からの調査対象商品の輸入量は2016年上半期で73%、同年7~11月で2.1倍(いずれも前年同期比)増加していた。また、食洗器の輸入商品でシェアにして87~100%を占めていた。

(クラウディオ・ボチャタイ)

(アルゼンチン、中国、トルコ)

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