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日本のIoTミッションがチェコIoT現場を視察

(チェコ)

プラハ発

2018年05月25日

チェコでは好調な景気により人材不足が顕在化し、日本企業の現地法人も例外ではない。製造業では、工場の自動化を進めると同時に、業務システムのデジタル化や予知保全など生産の効率化の動きがみられ、IoT(モノのインターネット)技術への需要が高まっている。

ジェトロ・プラハ事務所は産業貿易省との共催で「チェコ・ドイツIoTミッション」の受け入れを行った。IoTに取り組む業界団体のメンバー企業を中心に形成され、ロボットメーカーやAI(人工知能)企業など12社16人から成るミッションは、まず産業技術分野の世界最大級のB2B展示会であるドイツのハノーバーメッセを視察し、4月26~27日の2日間チェコに滞在した。プラハでは、チェコ企業とのビジネスマッチングやシーメンス子会社の電子機器メーカーであるOEZの工場を視察し、チェコにおける工場の自動化の現状を学んだ。

視察後に行われた「チェコ・日本技術カンフェレンス」にはミッション団長を含め37人が参加した。嶋崎郁駐チェコ大使があいさつに立ったほか、チェコのインダストリー4.0の第一人者であるチェコ工科大学のウラジミール・マジック教授は、チェコ工科大学からスピンアウトした企業の事例や同大学に設置されたテストベッド(注)を紹介し、また日本企業のチェコのインダストリー4.0関連インフラの活用について提案があった。チェコのIoT企業4社からのプレゼンテーションでは、日本企業に対し技術的分野での具体的な協業の提案が聞かれた。

写真 チェコ工科大学でのカンファレンス(左)、テストベッド視察(ジェトロ撮影)

参加者からは「中・東欧進出を考える中、チェコ経済・産業構造を学び、有益な情報を得ることができた」「初めてのチェコ訪問だったが、とても身近に感じられた。製造に対する考え方が理解でき、今後役立てることができると感じた」など、前向きなコメントが寄せられた。ジェトロ・プラハ事務所は、2018年度、チェコに現地法人を持つ日本企業に対し、IoTや工場自動化に先進的に取り組んでいるチェコ企業から導入例を紹介するワークショップを企画している。

(注)実際にシステムが使われる環境に近い状況を再現できる試験用環境。

(伊尾木智子)

(チェコ)

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