都市化に伴いバイク市場が拡大

(モロッコ)

ラバト発

2018年05月28日

設備・運輸・ロジスティクス・水利省によると、2016年の国内の自動二輪車(排気量125cc以上)の保有台数が5万5,517台に達し、2010年からの6年間で43.5%増加したことが分かった。

この背景には、着実な人口増加と都市化が挙げられる。モロッコ高等計画委員会(HCP)は、2004年に2,980万人だった人口は2018年に3,520万人に達し、55%だった都市部の人口割合は62%に拡大すると予測している。都市部の人口増加に伴う交通渋滞を避ける移動手段として、バイク利用者が増加しているとみられる。

ヤマハ発動機がマラケシュに新拠点

ヤマハ発動機の現地代理店ミファ・モーターズは、2018年6月末に南部マラケシュに新たな地域拠点を設立することを明らかにした。この拠点は、排気量の大きい二輪車やゴルフカート、船舶のほか、スペアパーツや潤滑剤なども販売する。加えて、ヤマハ発動機は同代理店の販売網を活用し、アフターサービスの強化を目指す計画だ。

モロッコの二輪車市場では50ccの二輪車が圧倒的シェアを占めるといわれているが、ミファ・グループのアブデスラム・シジェルマッシ社長は、欧州市場がかつて経験したように、モロッコでも性能面でより馬力のある125ccの二輪車需要の伸びが見込まれると述べている。

なお、四輪車および125cc以上の二輪車は当局による車両登録が義務付けられている一方、排気量50ccの二輪車は、車検場の型式番号の付与が義務付けられるだけなので、正確な保有台数の把握は難しい。

(井上尚貴)

(モロッコ)

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