財源確保のためGST税率を9%に引き上げへ-2018年度政府予算案発表(1)-

(シンガポール)

シンガポール発

2018年03月27日

ヘン・スウィーキート財務相は2月19日、2018年度(2018年4月~2019年3月)予算案を発表し、その中で、2021~2025年中に物品・サービス税(GST)の税率を現行の7%から9%へ引き上げるとした。高齢化による保健歳出の拡大や国内インフラ開発などの財源確保のためだ。同相は2019年から炭素税を導入するほか、2020年には輸入サービスへのGST課税も明らかにした。同予算案について2回に分けて報告する。前編は新税制導入を中心に。

ビジネス短信 22af0d4bc6894007

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