2017年の新車販売台数は前年比1.8%減-2009年以来、8年ぶりのマイナス-

(米国)

ニューヨーク発

2018年02月28日

2017年の新車販売台数は前年比1.8%減の1,723万436台となった。8年ぶりの前年比マイナスで、新車販売市場はピークアウトしつつあるとみられている。その中で、電気自動車(EV)など代替燃料車(AFV)は10.8%増と好調だった。新車生産台数も6.7%減の1,128万7,783台と8年ぶりの減少だった。輸出台数は7.1%減の190万8,460台、輸入台数は2.7%減の793万6,144台とともに減少した。2018年の販売見通しは、良好な雇用・所得環境に支えられ高い水準が続くものの、政策金利の引き上げに加え、中古車の割安感から新車需要が奪われるとの見方から、前年を下回る1,600万台後半になるとの予測が多い。

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