欧州委、EU機構改革案を提示-2019年の欧州議会選挙を控え、組織立て直しを狙う-

(EU)

ブリュッセル発

2018年02月16日

欧州委員会は2月14日、EUの組織・意思決定を効率化するための機構改革案を明らかにした。欧州理事会(EU首脳会議)、欧州委、欧州議会の諸機関が肥大化し、EU加盟各国・市民の声を適切に反映していないなどと批判されていた。2019年には英国の離脱(ブレグジット)や欧州議会選挙を控える事情もあり、EU機構のスリム化、効率化、民意の反映などをアピールする狙いがあるとみられる。

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