国民投票で年金改正案を否決、VAT引き上げも認めず

(スイス)

ジュネーブ発

2017年10月05日

年金制度改正案の是非を問う国民投票が9月24日に実施され、反対52.7%で否決された。高齢化の進行や、低金利により年金運用がますます困難になっている中、2004年、2010年に続いて改正案が支持を得られなかった。このため、政府と議会は、抜本的な年金制度の改正法「老齢年金2020」を提案していた。また、年金財源として提案された付加価値税(VAT)の引き上げ案も否決された。

ビジネス短信 c07c39bd22e39b95

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