米西海岸港湾、現行労働協約の2022年までの延長を提案-労使交渉の円滑化が狙い-
(米国)
ロサンゼルス発
2017年05月18日
米国西海岸の港湾を利用する船会社とターミナルオペレーターで構成される太平洋海事協会(PMA)が国際港湾倉庫労働者組合(ILWU)に対し、現行の労働協約を2022年7月まで延期することを提案したと地元紙が報じた。現行協約は2019年7月1日に失効するが、労使交渉のもつれから2014~2015年初に生じた荷役業務の遅れ(スローダウン)により、港湾は1日当たり20億ドルの損失を被った経緯を踏まえ、関係者は再び悪影響が生じることは避けたいと考えているようだ。
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