自動車の排出ガス基準と燃費規制を見直す可能性も-2022~2025年型車対象の中間評価を再考へ-
(米国)
ニューヨーク発
2017年03月21日
環境保護庁(EPA)と運輸省は3月15日、自動車の温室効果ガス(GHG)排出基準と、基準達成の手段となる企業平均燃費(CAFE)規制に関し、前政権が下した中間評価の最終決定を見直すと発表した。これにより、2022~2025年型車の燃費基準が変更になる可能性がある。厳しい規制に対しては、これまでも自動車業界の一部から見直しを求める声が出ていた。今回の発表について、自動車業界はおおむね好意的な反応を示す一方で、環境対策をリードするカリフォルニア州や環境団体からは否定的な意見も聞かれる。
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