タール炭田開発が本格化、日本企業にも商機

(パキスタン、中国)

カラチ発

2017年01月10日

 パキスタン南部のシンド州にあり、世界有数の埋蔵量を誇るタール炭田の開発が本格的に始まった。中国パキスタン経済回廊(CPEC)第1フェーズの中核事業の1つと位置付けられており、第2鉱区では2016年12月にコマツの建設機械が引き渡され、本格的な採掘が始まった。石炭は今後60年間、国内の火力発電に利用される。CPEC関連需要の拡大に伴い、日本企業にとっても建設機械、商用車、発電設備などの分野でビジネスチャンスが到来している。

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