EUの対ロシア経済制裁、3回目の延長決定-2017年1月末から7月末まで半年間-

(EU、ロシア)

ブリュッセル発

2016年12月20日

 欧州理事会は12月19日、ロシアによる「ミンスク合意」の履行状態が不完全として、ロシアに対して発動されている経済制裁を2017年7月31日までさらに延長すると発表した。この方針に対し、ロシア外務省は反発を強めている。ただ、初めて対ロシア制裁を決めた2014年7月当時と比べ、「対ロ強硬派」として知られた英国がEU離脱に動くなど、EU側も「一枚岩」ではなく、難しいかじ取りを迫られている。

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