深海油田、国際帝石や中国海洋石油が落札

(メキシコ)

メキシコ発

2016年12月14日

 国家炭化水素委員会(CNH)は12月5日、メキシコ湾石油開発の民間開放第1弾となる通称「ラウンドワン」のうち、第4フェーズ(フェーズ4)に当たる「深海油田」の入札結果を発表した。国際石油開発帝石(INPEX)がコンソーシアムの一員として、一連のラウンドワンの中で初めて日系企業として落札したほか、中国海洋石油(CNOOC)は2鉱区落札している。また、メキシコ石油公社(PEMEX)に割り当てられた鉱区のうち、民間企業と共同で開発する鉱区(通称:ファームアウト)による深海油田案件の入札結果も同時に発表され、オーストラリアのBHPビリトンが落札した。

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