政府は冷静、企業は為替安やNAFTA離脱を懸念-2016年米国大統領選挙の見方-

(メキシコ、米国)

メキシコ発

2016年11月17日

 米国大統領選挙を受け、政府は慎重に推移を見守りながら対処する方針のようだ。財政・金融政策面では当局が市場に冷静さを求めるよう促すも、ペソ安が進行している。企業側からは、ペソ安進行に伴うドル建て債務の増加、事業リスクの高まりで新規進出企業が減る懸念、米国との輸出入が停滞するといった不安などが聞かれる。

ビジネス短信 84d8eefe1b533997

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