政策金利を5.25%に引き上げ、7年半ぶりの高水準-米大統領選を受けて進むペソ安に対応-

(メキシコ)

メキシコ発

2016年11月21日

 メキシコ中央銀行は11月17日、政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き上げて5.25%とすると発表した。11月8日の米国大統領選挙の結果を受けて通貨ペソ安が進行しており、さらなるペソ安と輸入インフレを防止するため、2015年12月から5回目となる利上げに踏み切った。ただ、外国為替市場は織り込み済みで反応は鈍く、発表後にはややペソ安に振れた。

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