台湾は2年連続のマイナス、サービス業が主体-2015年の中国企業の対外直接投資動向-
(台湾、中国)
中国北アジア課
2016年10月20日
台湾の統計によると、2015年の中国の対台湾直接投資額(認可ベース)は、前年比27.1%減の2億4,407万ドルとなり、2年連続のマイナスとなった。1件当たりの投資額が10億台湾元(約33億円、1台湾元=約3.3円)を超える大型案件は2件だった。投資額の大幅減は、主として製造業に比べ1件当たりの投資額が少ないサービス業への投資が中心だったことによる。また、2014年の「ひまわり学生運動」後、中国企業の投資案件に対する台湾側の審査が厳格になったともいわれている。
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