上半期は輸出入とも9.0%減、貿易収支は黒字に

(チリ)

サンティアゴ発

2016年10月03日

 チリ中央銀行によると、上半期の貿易(通関ベース)は、輸出が前年同期比9.0%減の299億2,100万ドル、輸入も9.0%減の276億7,500万ドルで、2015年は赤字だった貿易収支は22億4,600万ドルの黒字になった。輸出は、主要品目の銅が国際価格の下落で低迷が続く一方、農林水産品や加工食品が増加した。輸入は、国際的なエネルギー価格安により中間財が大幅に減少し、消費財も低調だったが、航空機や風力発電機といった資本財が増加した。

ビジネス短信 053e8ab5583346c9

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