第2四半期GDP成長率は前期比年率マイナス1.6%-山林火災による原油減産と輸出減が影響-

(カナダ)

トロント発

2016年09月21日

 カナダ統計局の発表(8月31日)によると、第2四半期のGDP成長率(前期比年率換算、季節調整済み)はマイナス1.6%で、中央銀行の予測(マイナス1.0%)やエコノミストの予測平均(マイナス1.5%)を下回り、2009年第2四半期以来最低となった。アルバータ州での山林火災による原油減産が大きく影響した。ただし、6月単月のGDPは既に回復をみせており、第3四半期はプラス成長が見込まれている。

ビジネス短信 66a2609b8e1fed71

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。