米EUのTTIP交渉の打ち切り求める方針-オランド大統領、EU首脳会議で表明へ-

(フランス、EU、米国)

パリ発

2016年09月07日

 オランド大統領は4月に、交渉内容が「相互性、透明性に欠ける」として米国・EU間の包括的貿易投資協定(TTIP)の交渉を支持しない方針を打ち出しており、9月16日にスロバキアで開催されるEU首脳会議で交渉打ち切りを求める方針だ。米国大統領選の民主党および共和党候補者が自由貿易協定(FTA)に否定的な姿勢をみせていることもあり、TTIPの年内合意は困難との見方が広がっている。

ビジネス短信 01993f112628c72d

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