輸出が17ヵ月連続のマイナスに-下半期は回復見込み-

(台湾)

中国北アジア課

2016年08月01日

 台湾財政部は7月8日、2016年上半期の貿易統計を発表した。輸出は前年同期比9.1%減、輸入は10.7%減といずれも減少した。6月単月の輸出は、2015年2月以降、史上最長の17ヵ月連続のマイナスとなった。しかし、同月の輸出額の減少幅は小さくなったことから、下半期は、輸出回復を見込んでいる。ただ、輸出に不利となる要因は依然存在することから、輸出回復に対する見方は楽観的ではない。

ビジネス短信 90e4136743003b39

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