高失業率で優秀な人材も買い手市場に-国際ビジネス人材の確保・育成の取り組み(9)-

(スペイン)

マドリード発

2016年06月28日

 労働市場改革から4年のスペインでは、改革により雇用市場の調整が急速に進み、雇用が回復しつつある。就業者数は約2年前に底を打ち、3割程度回復したが、一方で、若年層の失業問題など依然として課題は多い。企業にとっては優秀な人材が確保しやすい状況だが、文化が大きく異なるスペインで、日本や第三国との橋渡しをする「ブリッジ人材」をどうすれば確保できるかについて考察する。

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