2016年の貿易総額予測、最大8%減に下方修正-第1四半期の実績は9.7%減に-

(シンガポール)

シンガポール発

2016年06月07日

 2016年第1四半期のシンガポールの貿易総額は、原油安に伴う石油関連の取引の低迷などにより前年同期比9.7%減少した。非石油部門の地場輸出(再輸出を除いた輸出)も9.0%減少した。政府は2016年通年の貿易総額の予測を「前年比8.0%減~6.0%減」に下方修正した。輸出の減少により港のコンテナ取扱量も減少しており、海事港湾庁(MPA)は港湾使用料を引き下げ、収益悪化に苦しむ海運会社を支援している。

ビジネス短信 9368ea5b0f119051

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