ビジョン2030を発表、石油に依存しない国目指す

(サウジアラビア)

リヤド発

2016年05月11日

 政府は4月、「サウジアラビア・ビジョン2030」と名付けられた今後15年間の長期政策方針を発表した。主要目標は、国家歳入の70~80%を占める石油依存経済からの脱却および国民への住宅、医療福祉、教育など生活向上のためのサービス強化だ。これらを実現するため、政府サービスの民営化や民間部門の成長支援、非石油製品の輸出促進などの各目標が設定されている。本ビジョンは、後日発表予定の国家改造計画(5ヵ年計画)に先立って発表された。

ビジネス短信 6bea138bf2ad9442

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。