人的資源の豊富さと輸出支援が集積の背景に-「産業立地はどう変わるか」電気・電子産業編(4)-

(フィリピン、アジア)

マニラ発

2016年05月19日

 フィリピンへの外国投資は2015年、3年ぶりに増加に転じた。フィリピン経済区庁(PEZA)によると、管轄する経済特区向けの大型投資案件の半数以上が電気・電子関連の製造業によるもので、日系事務機器メーカーなどの新規・拡張投資もみられるという。また、輸出の過半を電気・電子関連が占めるように、同分野の産業が集積する理由には、人的資源の豊富さと輸出産業に対する支援の手厚さがある。

ビジネス短信 35427bb5b4f6fbe1

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