アパレル産業育成進めるEUが投資裁判所の導入を想定-ミャンマーの市民団体の質問に回答-

(EU、ミャンマー)

ブリュッセル発

2016年04月13日

 欧州委員会のセシリア・マルムストロム委員(通商担当)は、EUがミャンマーとの間で交渉を進めている「投資保護協定」の中で、国家と投資家の間で発生した紛争を解決する手段として、ベトナムやカナダとの自由貿易協定(FTA)で実現した「投資裁判所制度」の導入を想定していることを明らかにした。ミャンマーの市民団体からの質問書に対する、2016年4月4日付の回答書の中で明らかにした。EUはミャンマーのアパレル産業育成を組織的に進めており、それらに伴うEU企業の権益保護が重要な課題となっている。

ビジネス短信 d6becbe9e6430406

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。