乾燥ココナツに新たな供給地の期待-地方ビジネスの商機と課題(4)-

(インドネシア)

ジャカルタ発

2016年04月06日

 インドネシアには、乾燥ココナツの新たな供給地になる可能性があることが分かった。ジェトロが2015年10月から2016年3月にかけて、インドネシア商業省および国営企業プルモダラン・ナショナル・モダニとの包括協定に基づき、同国の地方産業振興と輸出競争力強化のための有望産品調査を実施した結果の1つだ。また、日本では食の安全性に対する関心の高まりから、これまでの中国産より安全な国産や他国産にニンニクの調達先が多様化している。インドネシア産ニンニクは、収量の確保や加工技術導入の面で長期的な取り組みが必要な段階にあるが、有望な調達先の1つとして可能性を秘める。シリーズの最終回。

ビジネス短信 c4e0fb758711dafd

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