加盟国間で生乳生産量の増加率に開き-生産割当制度廃止から1年-

(EU)

ブリュッセル発

2016年04月13日

 EUの生乳の生産割当制度は2015年3月末日に廃止され、それまでの加盟国による生乳の生産量および価格の調整が行われなくなった。生乳生産の自由化から約1年が経過し、各国の生乳生産量の増加率に開きが生じている。欧州委員会によると、今後10年間で、世界の乳製品に対する需要の増加率は減速するのに対し、EU域内の生乳・乳製品の生産量は拡大する見込みだ。

ビジネス短信 acc004dea90292c1

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