貿易収支が悪化し所得格差広がる-地方ビジネスの商機と課題(1)-

(インドネシア)

ジャカルタ発

2016年04月01日

 インドネシアでは、貿易収支が悪化しており、資源に代わる輸出産業を発掘することが重要課題だ。また、首都ジャカルタと地方の1人当たりGDPの格差が最大12.8倍になるなど、都市と地方の格差の問題も深刻さを増している。こうした中、ジェトロはインドネシア商業省および国営企業プルモダラン・ナショナル・モダニとの包括協定に基づき、同国の地方産業振興と輸出競争力強化のための有望産品調査を実施した(調査期間2015年10月~2016年3月)。手工芸品や食品分野で日本マーケットに詳しい専門家3人を起用し、インドネシアの地方都市を訪問した。調査結果を基に、マーケットサイドからみた商機と課題について4回に分けて報告する。

ビジネス短信 5e90fad2e9ea6307

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