勢いには欠けるものの景気拡大は続く-2016年の経済見通し-

(米国)

ニューヨーク発

2016年01月06日

 エコノミストの多くは、2016年の経済成長は2015年を若干上回るとみているものの、成長の加速幅については慎重な見方になっている。米国経済にとって大きな押し下げ要因は見当たらず、2016年も景気の拡大局面は続くとみられるが、拡大の勢いを加速させる材料にも欠けるのが現状といえる。連邦準備制度理事会(FRB)は2015年12月に利上げに踏み切ったが、それによる影響は当面限定的との見方が広がっている。

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