輸出や個人消費が主導し、2.3%成長へ-2016年の経済見通し-

(カナダ)

トロント発

2016年01月06日

 カナダの2016年の実質GDP成長率は2.3%と、2015年見通しの1.3%を上回る成長が見込まれる。2015年上半期の景気後退からの回復を牽引するのは、輸出の持ち直しや個人消費の拡大だ。民間投資もわずかながら増加する見込みで、資源分野の投資減少を相殺するとみられる。カナダ中央銀行の政策金利の引き上げは、2016年中は行われないと予想される。

ビジネス短信 096ad1da82e86081

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。