製造業、非製造業ともに投資業種が広がる-2014年の中国企業の対外直接投資動向-

(インドネシア、中国)

ジャカルタ事務所

2015年12月14日

 インドネシアと中国の経済関係は、直接投資よりも貿易の比重の方が大きいが、近年、中国からの投資件数と金額はともに増え、2014年には初めて上位10ヵ国に入った。業種別でみると、鉱業への投資がほぼ横ばいである一方、製造業、非製造業ともに幅広い業種で増加した。特に金属・機械・電機、ゴム・プラスチック、電気・ガス・水道、不動産・工業団地・オフィス関連での増加が目立った。今後、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立を機に、インドネシア政府が進めるインフラプロジェクトへの関与が強まる可能性がある。

ビジネス短信 91ba03e16e481e3b

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