米国輸出入銀行が新規取引を再開、2019年まで授権

(米国)

ニューヨーク事務所

2015年12月14日

 米国輸出入銀行の授権法が12月4日、成立した。同行の活動は2019年9月30日まで授権されるとともに、リスク管理体制や大企業偏重との批判に配慮した対策も法律に盛り込まれた。新規取引の再開にこぎ着けた同行だが、議会による役員人事の承認が進んでおらず、大口取引ができない状態が続いている。また、同行に対する保守派からの風当たりが強くなっており、将来の安定的な事業運営に不安が残る。

ビジネス短信 7d7d1ef71fe08083

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