発展度合いに応じたビジネスモデルを設定-外資系企業のサービス産業への進出状況(16)-

(カンボジア)

プノンペン事務所

2015年12月04日

 カンボジアの商業銀行は36行、預金残高は2015年4月時点で約103億ドル(ちなみに世界銀行によると、カンボジアのGDPは約167億ドル)で、日本のメガバンク3行も駐在員事務所を設け、それぞれ地場の大手銀行と提携している。開業10周年を迎えた現地のANZロイヤル銀行最高経営責任者(CEO)グラン・ナッキー氏に、カンボジア市場のポテンシャルと難しさと、進出国の発展に合わせたビジネスモデルを設定して勝ち抜いてきた同行の戦略について聞いた(8月12日)。2回に分けて報告する。

ビジネス短信 0ff4fef9f6e74973

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