憲法評議会、エネルギー転換法の食品廃棄規制を違憲と判断

(フランス)

パリ事務所

2015年08月26日

 憲法評議会は8月13日、政府がエネルギー転換法に盛り込んだ、売れ残った食料品の化学品による処理・廃棄を禁止し、非営利団体などへの寄付を義務付けた規制を違憲と判断し、削除を命じた。これを受けて政府は、大手流通業者との協議を通じ、食料品の廃棄物対策を実施する方針を明らかにした。なお、食品廃棄規制を除いたエネルギー転換法は8月18日に公布された。

ビジネス短信 aa024501a8366817

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