制裁解除後の経済運営の準備に着手

(イラン)

テヘラン事務所

2015年07月22日

 イランと国連安全保障理事会常任理事国にドイツを加えた6ヵ国(P5+1)との核協議の最終合意を受けて、イランと海外諸国との政治・経済交流が大きく動き出しそうだ。イラン側は制裁解除後の経済政策、経済運営の準備に着手しており、イランにとっては海外の資本、技術、ノウハウをいかに呼び込み、活用するかが経済回復のカギを握る。欧米の大手企業は、イランのエネルギー、航空機、自動車など主要産業の可能性に大きな期待を寄せており、経済制裁解除後に実際のビジネスが始まる見通しだ。

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