3ヵ月間の全面禁漁を実施中、実効性は不透明

　ミャンマー畜水産・地方開発省は、水産資源保護の目的で2015年6月から8月にかけて、全国的に禁漁期間を設けた。同様の指示は2014年度にも2ヵ月ほど出されたが、当時は漁獲量を半分程度に制限するものだった。今回は全面的な禁漁となっており、大幅に強化されている。一方、地元の水産業者からは今回の規制に反発する声が大きく、運用の実態については不透明な状態だ。