第1四半期も経常収支の黒字幅の縮小続く

(マレーシア)

クアラルンプール事務所

2015年06月29日

 第1四半期の経常黒字は99億7,000万リンギ(約3,290億円、1リンギ=約33円)となり、前年同期に比べ95億リンギ減少した。投資収支は流出超過が続くが、対内直接投資の大幅増加や証券投資の売り越し額の減少から流出額には改善の兆しがみられる。ただし、通貨リンギは下げ止まっておらず、国内経済の不透明感などから資金流出が拡大する懸念も残っている。

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