失業率は6.0%とわずかに改善、広がる収入格差-2013/2014年度労働力調査-
(パキスタン)
カラチ事務所
2015年06月17日
パキスタン統計局は5月末、2013/2014年度(2013年7月~2014年6月)の労働力調査(LFS)を発表した。失業率はわずかに改善して6.0%になったが、若年層の雇用拡大に課題を残しており、政府は対応策を打ち出している。パキスタン人の平均賃金は前年度に比べて8.6%上昇した。金融・不動産といったサービス業での上昇が目立つ。職種別では管理職の伸びが高く、単純労働の労働者層や農民などとの収入格差が広がっている。
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