オンタリオ州で鳥インフルエンザが発生-家禽処分と隔離区域設定で感染拡大を阻止-

(カナダ)

トロント事務所

2015年05月13日

 オンタリオ州南部で高病原性鳥インフルエンザH5N2型の発生が相次いでいる。カナダ食品検査庁(CFIA)は、感染の可能性がある家禽(かきん)を殺処分したり、鳥インフルエンザコントロール地域を設定して動物や物(製品、器具など)の移動を制限するなど、感染の拡大阻止に取り組んでいる。今回の発生を受け、日本や米国は、カナダから家禽の一時輸入停止措置を行っている。オンタリオ州の家禽業界は、今回の鳥インフルエンザの拡大とその影響を懸念している。

ビジネス短信 0391b58b6f8781ad

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