コーヒー産業の課題克服へ、日系企業に期待感

(ベトナム)

ホーチミン事務所

2015年04月08日

ベトナムは世界2位のコーヒー生産国であり、農業分野における主要輸出品目として重要な戦略商品となっている。しかし、輸出品の多くが生豆で、付加価値の高い加工品の比率が低く、ブランド力の弱さから買い取り価格が相対的に安い。生産面では、温暖化や水資源の減少など自然環境問題の影響も表面化してきている。ベトナムはこれらの課題を克服するため、永続的なコーヒー産業の育成と発展に今後本格的に取り組んでいく方針で、日系企業の投資や技術支援に対する期待感は強い。

ビジネス短信 552241d32d2a8

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