2014年の実質GDP成長率は2.3%と減速

(香港)

香港事務所

2015年03月18日

香港政府統計処が2月25日に公表した2014年の実質GDP成長率は2.3%と前年(2.9%)から減速し、3年連続で過去10年の平均成長率(3.9%)を下回った。香港政府はその理由を、ユーロ圏の経済回復の遅れや、新興国経済の減速、長期にわたった大規模な民主化デモなどによる観光客の消費意欲の減退、内需の低迷などとしている。香港政府は、2015年通年の実質GDP成長率についても引き続き1〜3%の低成長になると予測している。また、2015年度予算案で、デモの影響を受けた業界への支援策が盛り込まれた。

ビジネス短信 5507886b635d8

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