日本企業の石炭火力発電技術などに商機−アジア・オセアニア各国の電力事情と政策(12)−

(ベトナム)

ハノイ事務所

2015年02月12日

ベトナムの2013年末の発電設備容量の電源構成は、水力発電が5割弱を占める。国土全体での電力不足はみられなくなっているものの、経済成長の著しい南部を中心に電源開発が急務だ。また、政府は自然条件に左右される水力発電の割合を下げ、石炭火力発電の導入を急ピッチで進めている。その中で、既存の発電設備よりも環境負荷が少ない日本の最先端の技術が注目を集めつつある。

ビジネス短信 54d46ba59ac90

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