環境報奨金の減額でエコカー販売が減少

(フランス)

パリ事務所

2015年02月04日

2014年のエコカー(電気およびハイブリッド車)の新車販売台数は、5万3,373台と前年に比べ3.9%減った。購入に対する環境報奨金の減額などにより電気自動車(EV)の販売の伸びが鈍化し、ハイブリッド車はガソリンハイブリッドが堅調な一方、ディーゼルハイブリッドは軽油税の引き上げやディーゼル車規制強化の動きを背景に大幅に減少した。政府はハイブリッド車の新車購入に関わる環境報奨金を2015年1月から引き下げた一方、EVおよびプラグインハイブリッド車(PHV)については今後、環境報奨金を増額する方針。EV市場へのてこ入れ効果が期待されている。

ビジネス短信 54cf1dd851c98

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。