地場企業の子会社化で受注に成功−欧州各国の公共投資計画の動向(14)−

(スイス)

ジュネーブ事務所

2015年02月24日

スイスの公共調達市場は外国企業にも参入の機会が開かれているが、言語面での障壁やアフターサービスなどの理由で、国内に拠点を持たない企業には不利になるケースが多く、a.良い現地パートナー企業を得る、b.現地に生産拠点を持つ、c.現地サプライチェーンの活用ができる、など地元に根差す戦略が受注成功のカギとなる。現地の有力企業を子会社化することでごみ処理設備の受注に成功した日立造船と、協力企業探しの困難さなどにより鉄道車両の入札参加を断念した日立レールヨーロッパの事例を紹介する。スイスの後編。

ビジネス短信 54b8b3ccb2b60

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