岐路に立つ電力政策、脱天然ガス依存迫られる−アジア・オセアニア各国の電力事情と政策(4)−

(タイ)

バンコク事務所

2015年01月30日

タイはこれまで国内で産出する天然ガスを利用し、国内のエネルギーを賄ってきた。今後とも経済発展が見込まれる中、エネルギー需要も増加していくと考えられるが、一方で国産の天然ガスの生産は間もなくピークアウトすると予想されている。エネルギー需要の増加に応えるためには、エネルギー源の多様化や省エネルギーの推進も重要となる。電力を中心とするエネルギーをめぐるタイの現状と政府の取り組みについて2回に分けて報告する。

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