異業種から参入、刃物製造法に技術革新−機械メーカーのフォーエバー−

(日本、スイス)

欧州ロシアCIS課

2015年01月07日

中国製の低価格品が世界の刃物市場を席巻しているが、先進国の刃物メーカーの多くは刃部分を中国で生産し、柄など刃以外での付加価値を高めることやブランドそのものの価値で生き残りを図ってきた。そうした中、機械メーカーのフォーエバー(本社:埼玉県川口市)は、プレス加工技術を使って、従来と全く異なる製法で画期的な刃物を開発した。高性能が評価され、スイスの刃物大手ビクトリノックスに相手先ブランドによる生産(OEM)で製品を納入、欧米の大手企業からの引き合いもある。フォーエバーの平井明社長に刃物開発の経緯と今後の方針について聞いた(2014年12月9日)。

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