住友商事、総合農業資材会社を買収し、売上高伸ばす−欧州での事業拡大を模索する日系企業の戦略−

(日本、ルーマニア)

ブリュッセル事務所

2014年12月15日

住友商事は子会社スミアグロ・ヨーロッパ(本社:ロンドン)を通じて、ルーマニアの総合農業資材販売のアルチェドを2011年に買収したが、同社の売り上げは買収前に比べ倍増した。それまでの農薬販売から農家の生産支援に事業を拡大し、住友商事の資金力を活用しながら主力取扱商品として肥料や農機を追加できたことが大きい、とアルチェドの石原壮経営企画部長は説明している。

ビジネス短信 547fedff30188

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