今後農業分野が拡大する可能性も−2013年の中国企業の対外直接投資動向−
マニラ事務所
2014年12月01日
2013年の中国からの投資額は12億4,100万ペソ(約32億2,660万円、1ペソ=約2.6円)で、国・地域別では、前年の11位から13位へと後退した。特に不動産、金融・保険、ホテル・外食の分野での落ち込みが目立った。一方、情報・通信は、7,770万ペソで前年比3.1倍となった。前年には実績のなかった鉱業で2億170万ペソの投資があった。マニラのアジア太平洋大学のベルナルド・M・ビレガス教授は、中国の農業分野における投資先が、将来的には東南アジアに向かうとし、フィリピンもそのうちの1つになるだろう、と述べた。
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